Solid Edgeの代替えに、デザインスパークが、意外に良かった件


みかさベースで使用している、CNC関連機器への、データー作成は主に

2D(レーザー彫刻機、CNCフライス盤、CNCミニ旋盤等)

カット→ dxf形式
彫刻 → dxf 、jpg、gif もしくは bmp(1bit) 形式

3D(CNCフライス盤、3Dプリンター等)
stl形式

なので、デザインソフトは2Dなら、 イラストレーターがあると、最強です♪
もちろん、cnc関連のみならず、本来の用途である「イラスト絵画や編集」の機能が充実しており、オンラインコード版ですと、月2000円程度で使えるので、お得ですね!




イラストレータのみなら、¥26,160







こちらはフォトショップとセットで、さらに便利!







3Dなら、デザインスパーク(しかもフリーソフト!)があれば、ほとんどの機種の専用CAMソフトで読み込みが可能です。

…が、CNC旋盤用のCAMソフトというのは あまりなく、単純な平行切削や、テーパー切削など、数値で表現できるものは cgiを使って、Gコードに変換することもできますが、複雑な形や、曲線などが入ると、ちと面倒です。

そこで、フリーソフトのNCVCを使わせてもらっているのですが、イラストレーターとの相性が、悪く、曲線はおろか、直線も認識できないことも…

dxfは「R12」で保存できると、いいのでしょうが、cs2でも「R13」以降ですからねぇ~
(ちなみに、旋盤以外は  イラストレーターで作ったdxfで、そのままCAMソフトで処理できますよ)

以前使っていた「DraftSight」は使い勝手がよく、しかも、フリーソフトという、大変ありがたい存在だったのですが、昨年より、有償化になってしまい…しかも、旋盤以外のデーター作成には イラストレーターの方が、断然便利なので、わざわざ、ライセンス料を払う気にはならず、NCVC推奨のフリーソフト「jw_cad」を使ったりしてたのですが、 イラストレーター のように、「マウス操作だけで、サクサク!」とはいかず、馴染めない感がありまして… 

で、 「DraftSight」 の代替えとして人気なフリーソフト「Solid Edge」を使用していましたが、先日、3Dデーターを作るのに、デザインスパークを使っていた際、ふと気づいたんですw








デザインスパーク でも、dxfで、「AutoCAD R12」で保存できるんですね!(俺だけ知らなかった?!)
普段は 3Dデザインを作成して、stl形式に保存するだけだったので、2Dでの用途は思いつかなかったのです。はい。

では、早速、実験してみましょう。








デザインスパークで、適当な旋盤用図面を描いて、 原点を「ORIGIN」切削レイヤーを「CAM」にして「AutoCAD R12」 で保存。
NCVCで呼び出すと…








きちんと読み込めました♪

適当な条件で「旋盤用データの作成」をすると、ncd(みかさベースでは ngc)が作られ、シュミレーションもできます♪








完成プレビューは こんな感じです。








旋盤用のデーターを必要とする方は 少ないかもしれませんが、NCVCはフライス盤用のデーターも作れますし(みかさベースでは VCarve Desktop を使用) 、簡単なCADデーターを作りたい方にも、有効かな?と思います。

みかさベースでは 一般の方からの、「データー送信による加工の受注」は 休止しておりましたが、コロナ禍の影響もあって、ご依頼の相談メールを 多く頂くようになりました。
そこで、近日、加工の受注 を再開できるよう、検討中です。

それに伴い、CADソフト未経験者の方向けに、各ソフトの、簡単な使用方法をまとめていきたいと思っておりますが、本文に出てきたソフトは イラストレーター以外、すべてフリーソフトですので、まずは、試されてはいかがでしょうか?

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です