エアコン暖房中の異音とエラーが出た件


ここ、mikasa baseのある街「三笠市」は毎年、豪雪に悩むのですが、今年は更に、例年の数倍の大雪!!
しかも、気温もずっと低いまま…
以前にも、お話した通り、古いセントラルシステムだけでは 灯油がいくらあっても、足りないので、補足にエアコンの暖房を使用しているのですが、数日前から、室外機の音が、大きくなってきまして…

はい、エアコン暖房時でよく発生する、ブーン音です。

まぁ、暖房メインで使う気はなかったので(てか、北海道では無理だぁw)、寒冷地用ではないですが、前記事「降雪地域で、冬にエアコン使ってますか?」のとおり、しょーもない理由もあって使っているのでww、多少、無理かかってきたかな?

でも、寒いし…

で、翌日、エアコンを動作させると、室外機から、「カラっ!カラっ!ガラぁ~!!」と、すさましい音が!!

あ~、ファンが氷に干渉しているなぁ~(でも、点検に、外出るの寒いし…)

しかし、数秒後に音は消えたので、油断していると、ピー音がして、エアコンを見上げると…








運転ランプと、タイマーランプが、ピコピコ点滅してる…
マニュアルを見てみると、「室外機モーター故障」だって!!

おいおい!

まぁ、ホントにモーターが逝っちゃったなら仕方ないが、多分、違うでしょう(と、願うw)

というわけで、重い腰を上げて、いざ、極寒のベランダへ

写真を撮り忘れたので、イラストでw








室外機は ベランダ の屋根付きの 場所に置いているので、直接、雪に埋もれることはないのですが、霜取りの際に溶けた水が、舞い込んできた雪に染みて、凍結…を繰り返して、室外機の下一面が、氷の塊に…








地味ぃ~に、氷を取り除き、念のため、ブロックで、高さ上げしてから、室外機のカバーを外してみます。
ちなみに、エアコン室外機や、FFストーブなど、一見、丈夫そうに見える機器でも、一面を外すだけで、極端に強度が弱まります。
鉄板も薄いので、無理な力を掛けると、すぐに歪みますので、要注意です。

また、インパクトドライバーも曲がったり、歪ませる原因となるので、以前レビューした、ベッセル(VESSEL) 電動 ドライバーで、やさしく、脱着します♪








底面に、一瞬、わからなかったくらい、きれいに厚い氷が張っていますwww
ドレン穴が塞がって、水が流れず、そのまま、凍結を繰り返したのでしょうね。








これでは、ファンが干渉して、カラカラ音がしたり、回らなかったりするのも、無理ありませんね。
さて、これ、どうやって、取り除きましょう?
ピックで、ガンガン!という訳にはいかないので、そんなときは…







スチームクリーナーの出番です♪
これなら、高圧洗浄機のように、ジャバジャバ水しぶきが飛ぶことなく、また、ヒートガンのように、高温すぎる心配もなく、溶かせるでしょう(多分…)




もちろん、 スチームクリーナーは 通常、床掃除などに使いますが、ウチの場合、窓や、ドアが凍れて(しばれて)、開かなくなったときや、水道凍結の時にも、活躍してます♪(*本来の用途ではありませんので、良い子はマネしないでね!)








スチームを当てると、たちまち穴が開くように、氷が解けていきます。
とは言っても、このまま全体を溶かすには無理がありますから、渕周りと、底面を集中的に当て、自然発生した氷の切れ目に当てていくと…








ポコっ!と一欠片が外れました。
同様に繰り返して、約30分…








気持ちいいくらいに、底面に張り付いていた氷が、すべて取れました!!
この室外機は、底面の溝に空いている、いくつかの穴が、ドレンの役目をしていたようですが、先の理由で、塞がってしまっては、そりゃー、氷の層ができるわなぁ~w

で、氷が張ったら、ファンが干渉するのはもちろん、ボディーを歪ませる為、ファンモーターや、コンプレッサーの振動をうまく吸収できず、響いていたのでしょう(多分…)

このあと、エアーを吹いて、水分を飛ばし、カバーを戻す。
念のため、1時間ほど放置してから、スイッチを入れると…

〇エラー表示→解決

〇ファンのカラカラ音→解決

〇全体のブーン音→解決

めでたし、めでたし♪
あー春よ、早く来い!!!

ご注意
本文は エアコン室外機の正しいメンテ方法ではありませんし、 スチームクリーナー の本来の用途ではありません
エアコンの不具合は 専門業者様へご依頼ください。

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