シカゴスクリューをホムセンの組ねじで、代用してみた


レザークラフトをしていると、コンチョが必然になったりしますが、コンチョを自作した際に、裏面には カシメより、シカゴスクリュー(ネジ式)の方が、付け替えも楽なので、イイですよね?
なので、本来は 専門店や、
「コンチョを作りたいから、みかさベースに遊びにいくね~!」
とAさんからのメールが…www
「 シカゴスクリュー の在庫ないから、どっかで、用立てて来てね~」
と返信したところ、
「大丈夫! イイの見つけたから!」
と自信満々にやってきたAさんが、持ってきたのは…


はい、そうです♪
コンチョを作った人なら、誰しもが、「世紀の大発見!」と鼻息を荒くすること、有名な(?)、 「 組 ネジ」です。
ホームセンターに売ってて、しかも、8セットで、200円程ですから、コスパもイイですよね?
でもね…
このままだと、ネジの頭が、ジャンパーホックの、メス型には入るんだけど、オス側には 入らないんですよね~

これじゃあ、ホックは留められませんね。
「じゃぁ~ネジだけ、頭の小さいの探して来る!」
と、出かけようとするAさんでしたが、ちょっと待ちなされ(笑)

よく見てよ。
ネジ系が、M3.5だよ。
そんなネジ、めったに売ってないよ!www
「ええぇ~」と落胆するAさん…
大丈夫! 俺 も過去に経験済だから (笑)
ネジ頭を削って、小さくしてやればイイのよ~
というわけで、

そのままでは 削れないので、治具をつくりましょう。
少し長 めの組ねじを用意して ♪
(ウチには 50mmしかなかったのですが、ホントはもう少し短めの、30~40mmくらいがイイかも?!)

メスネジの、台座部分をグラインダーで、切り落としちゃいます。
この時、グラインダースタンドがあった方が、便利ですね。

で、凹凸が無くなった、メスネジに

削りたいネジを軽く締め入れて♪
あ、ここからは 防護メガネ(ゴーグル)が必須です。


↑ ビフォア ↑

↑ アフター ↑

希望の直径まで削ったら、頭面も少し削って、薄くします。
この時、削り過ぎると、ドライバーの溝も無くなってしますので、ほどほどに…
削り終えた直後は ネジが熱くなっているので、ヤケドしないように、水で冷やしてから、合わせてみると…

大丈夫そうですね♪
ホックのメス側を このネジで取り付けてみます。

さあ、締まるかな?
パチっと、しっかり、締めれました♪

Aさんは この後、残りのネジも全部、削って 帰られました(笑)
当分は 足りそうですね♪
ちなみに、この作業、 当たり前ですが、

ミニ旋盤でも♪

ドリルでも、大丈夫ですね♪
以上、「 ネジの頭を小さくする 」という、単純な作業のお話でしたwww
今回の作業内容は 電動工具等の、正しい使い方では ありませんので、 決して、推奨するものでもありません 。
怪我や事故等の責任は一切負いかねますので、ご注意ください。
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