ドリルスタンドの菱目打ち用治具を作ってみた


レザークラフトの工程で、菱目を使って穴あけする時、音の問題等から、ドリルスタンドチャックを付けて、使用されている方って、結構多いですよね?








また、騒音対策だけでなく、垂直に開けることができるので、革を何枚も重ねるときや、厚手の生地を使うときも便利なのですが、みかさベースでは 縫い穴を完璧に均等にしたい場合、3~4刃の菱目は使わず、「立体的なキーホルダーに刻印する治具を作ってみた」のように、レーザーで、マーキングをしてから、1目のみで開けることが多いので、重宝しますw




ドリルチャックは 付属の、カラー(というか、スペーサー?)を挟んで固定しているので、
「えいっ!」と思い切り押すと、ドリルチャック自体が、上に抜けてしまうことが、あるんですね。
なので、ふと、思ったのです。




この、カラー(というか、スペーサー?…)が、貫通筒状ではなく、
←のように、「蓋付き」だったら、イイかも?!

って、思ってしまったものは 仕方ありません。
作ってみましょう♪




ウチの、3Dプリンターは 完成時、およそ0.2mm程の増減があるので、それらを考慮してサイズを決めます。




stl形式で保存してから、スライスソフトに読み込ませます。
今回は ABSフィラメントを使用。
ホットエンドは 240°C
ベッドは90°C
積層 0.2mm
密度60%
としました。




印刷に掛かる予定時間は 約1時間20分です。

ビールでも飲みながら、YOUTUBE鑑賞して待ちますw




印刷終了後、サポート材を 「ベリベリっ!」と、剥がして、バリを取ってやれば、完成です。




いい感じに装着できました♪
(今回は 特に複雑な形状でもないので、当たり前ですが…www)




ドリルスタンドに、取り付けてみました。
これで、力一杯押しても、チャックは外れない!




…と思う




…多分w

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