レザークラフト、革を簡単に曲線が切れる方法?「エンドポンチ」を試してみた






革を曲線に切るって、結構気を使いますよね?!

Rの状態、角度によっては 革包丁ではなく、デザインカッターを使うのもアリ?かもですが、断面の美しさを考えると…ん~

レーザー加工機なら、どんな形にも正確にカットできますが、コバ面が焦げる(黒くなる)というデメリットがありますし、フライス盤を利用したカッティングマシン(もどきw)では 「入隅」部分は苦手というデメリットがありますよね?1

「抜き型」をオーダーするのも手ですが、少量の制作なら、割高になっちゃいますよね?!

もっと安く、気軽に試せる方法ないかな?




ということで、エンドポンチと呼ばれるモノの中から、適当に試してみることにw

*刃が上向きに入っているので、指切り注意△




アップで見るとこんな感じ。
単に鋼を研いで、折り曲げただけwって感じですが、切れればイイ訳で…




早速試してみる。
金属ハンマーなら変形する可能性大なので、ゴムハンマーで、トン!トン!




あ!意外に(失礼w)簡単に落とせましたよ♪
ちなみに、ヌメ革1.5mmです。




ただし、角度をよ~く見ると、微妙に直角ではありませんねw




こういう使い方ならイイんですが、せっかくですから、2辺垂直で角だけ丸くカットできた方が便利ですよね?!




なので、アクリル板で治具を作ってみました♪
補正角度は1°位ですから、これくらいなら、刃は広がって入ってくれます…多分…




もう少し厚いアクリル板にするか?木板の方が良かったかな?www
まぁ~実験ですから♪




一応、理想通りにカットできました♪
なので、例えば…




こういう治具を作れば、「角が丸い長方形」を簡単にカットできる!…かもしれませんね?!




続いて、U字型で試してみます。




これも、よ~く見ると、2辺が平行ではありませんね?!
せっかくなので、この形で切れた方が嬉しいのでw




再び、レーザーでこんな形の治具を作ってみました♪




コレを挟んでカットすれば、平行は保てる…はずです…
ついでに、型紙かわりにも♪
まずは片側をトン!




治具がズレないように押さえながら、反対側もトン!




で、中間をトン!
革包丁は刃が厚いので、別たちのほうが、イイ感じです♪




それっぽい形に、くり抜けられました(何か変な言い回し…北海道弁www)




ついでに、ポンチで穴を開けます♪




キーホルダーのループ部なんかに使えるかな?!




更に、中間に小さ穴とスリットを入れて、両端にバネホックを着けたら…




コードクリップ的なモノなら簡単にできました♪




今のところ、財布やカードケースなど、いわゆる「製品」には使ってはいませんが、工夫次第では活用できるかも?!ですね♪
端材で小物を作るときや、製品の試作などでは十分に、利用できると思います。

 

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