ドラッグスター400(4TR-1)のオイル交換と、レンタルスペースの、ご案内♪


先日、バイクで出かける前に、何気なくオイル量をチェックしてみますと、著しく減っていることに気づきまして…
目視上では オイル漏れはないけど、低年式車なので、減りやすくなっているかな?!
とりあえず、オイル交換して、様子をみましょう♪







もっとも、バイク乗りの方には 当たり前すぎる話ですが、 「まだ、バイクに触ったこともない」というような方や、レンタル工房「みかさベース」のPRと、アイテム紹介も兼ねて、ザァ~と、やっちゃいます♪
PR———————————————————————————————
自分で車やバイクのオイル交換をしたいけど、
「場所がない」→平坦な場所がない。外ではちょっと…など
「道具がない」→ジャッキや、ウマ(ジャッキスタンド)がない…など
「廃油の処分が面倒」などなど…
みかさベースのご利用をご検討ください♪

*「レンタル工房(スペース)」ですので、作業はすべて、ご自身で行っていただきますが、「ちょっと、押さえて~」程度は可能ですので、お声掛けくださいww

詳細はページ下に記載してます
————————————————————————————————-
以下は 初めてバイクを触る方が、ご自宅等で、 お一人で作業される場合の参考程度と、お考えください♪



ドラッグスター400(4TR-1)の初期型は オイル警告ランプはありません。

バイク左前下、サイドスタンドの検知スイッチの影辺りに、確認窓があります。

バイクを垂直にした状態で、チェックしなくては いけませんが、ドラスタには サイドスタンドしかないので、バイク用のメンテスタンドか、バイクジャッキが必要です♪




バイクのタイプや車種にもよりますが、ドラッグスターのような、アメリカンタイプのバイクには 写真のような バイクジャッキ が、個人的には やり易いです。

メンテスタンド は 一人じゃ、ちょっとコワイし …(箸より重たいモノを持ったことのない、おぼっちゃま育ちの、ワタクシの場合www)




ドラッグスター 400の前側は フレームより下に、エンジン(ミッション)が出ているので、前タイヤのメンテ時など、ジャッキを前に掛ける場合は 付属のアタッチメントか、ラバー板などを噛ませる必要がありますが、今回は 後ろ側に掛けますから、直に噛ませます(気になる方は 薄手のラバー板等を使用してください)




ジャッキを掛ける前に、不意にバイクが動かないように、前ブレーキを固定した方が安心ですね♪

髪を束ねるゴム等を使う方は多いと思いますが、 日本男子たる者、そのようなゴムは持っていません!(去年まで、イイ歳して、長髪で、後ろ髪を束ねていたのは 内緒ですww)




なので、配線や、配管、あとスマホ落下防止に使っているマジックテープで代用してます。

これなら、外出先で、転けたときも、安心ですww




で、バイクジャッキメンテスタンド より、一人で安全に使用できる(個人の感想ですw)と云うものの、バイクを支えながら、ジャッキアップするのって、慣れるまで、ちょっと不安かもしれません。

なので、あらかじめ、バイク垂直時の、地上高より、少し低いくらいの高さ(5mm位下)まで、ジャッキを上げておきます。




サイドスタンドは降ろした状態で、バイク右側より、ジャッキが入るだけ入れてから、両腕で、バイクを起して、そのまま、足で、滑り込ませますw

ジャッキ が、左右のフレームに、確実の載っていることが、確認できたら、少しぐらつきますが、余程、揺らさない限り、倒れません(多分…w)が、念のため、軽く腕で、支えておきます。




あとは ゆっくりと、ジャッキアップするだけですが、その状態で、しゃがみこむのは コワイという方は ジャッキを付属のハンドルではなく、22mmのソケット(ウチのジャッキの場合)をラチェットに付けて使用した方が楽かもしれません。




これなら、バイクを両腕で支えたまま、足で、ジャッキアップできます♪

そもそも、ジャッキ付属のハンドルでは 回すのに、結構、力が必要になりますから、手で回す場合も、ソケット+ラチェットの方が、楽チンですね♪




バイクが垂直に固定できたら、ドレンボルトを外します。
ドラッグスターDS4の場合、サイドスタンドの付け根の奥辺りにあります。

ドレンの大きさは17mmですが、フレームや、スタンド取り付けボルトが邪魔するので、ソケットレンチより、メガネレンチの方が、外しやすいと思います。




ドレンボルトは 規定上43Nmで閉まっているはずですが、固着もあるので、ちょっと固いかもです。

ボルトが緩んだら、手で回せますが、その際は ボルトを軽く押し付けながら回していった方が、手にオイルが、タラ~と来づらいですw

ニトリルグローブ は 必須 です(笑)




オイルが、抜けやすい ように、注入口も開けておきますが、異物混入に注意です♪




ドレンパッキンは エンジン側に張り付いている場合もありますので、要チェックして、可能な限りキレイにします。

パッキンは 原則、再利用は避けた方がイイです。(200円位ですしね)
また、ドレンボルトも、一緒に交換した方が、イイですね♪




今回は オイルフィルターも交換しますので、 ドラッグスターDS4の場合、バイク右側にある エレメント カバーを外します。

こちらは  「六角穴付きボルト」で留っていますので、写真のような「六角レンチ」でもイイのですが、




←のような、「ヘキサゴンソケット」を使った方が、便利です♪

これなら、締め付けの時に、トルクが確認できたらり♪
(エレメントカバーは取付トルクが、10Nm)




ラチェットで、カチャカチャできるので、楽チンです♪




エレメント カバーを外すと、オイルが、タラぁ~と出てきますので、バットを置いておくのを忘れないようにねww




お約束の(?)エレメントの新旧比較です。

エレメントと、カバー内側に付いている Oリングを交換して、カバーを閉じます。




エレメントカバーは取付トルクが、10Nm ですが、ウチにあるトルクレンチは そこまで少ないトルクに設定できないので、以前「ドラッグスター400クラシックのタイヤ交換をやってみた」で使用した、トルクレンチアダプターで、トルクを確認しながら、締め付けます。

ちなみに、一般的なペットボトルの蓋は 1Nm位らしい(←だから何?www)




参考までに…

エレメントカバー のボルトは長いのと、短いのがありますので、わからなくなった方用にww




オイルが完全に出なくなったら、新品のドレンボルトとパッキンを仮締めしてから、トルクレンチで、規定の43Nmにセットして、締め付けます。

今は デジタル式のも、安くなっているので、これから買う人は その方がイイかもしれませんね。




が!
1/2サイズのテンションバーでは フレームに干渉して、ドレンボルトを垂直に回せませんww

なので、細い(1/4)のソケットとテンションバーを 変換して トルクレンチ に繋ぎました。

メガネタイプの トルクレンチがあればイイのになぁ~ww




エレメントカバー と、ドレンボルトをしっかり規定トルクで締めたら、オイルを注入します。

通常、オイル量は2600ccで、エレメント交換時は2800ccですが、エンジン内(ミッション内)に、古いオイルが残っているかもしれないので、念のため、少しだけ、少な目に入れてみます。(少なければ、足せばイイですが、多すぎると、抜くのが面倒なので…)




エンジンオイルは ドラッグスター4TR-1の場合、推奨オイルは 
①SAE10Wー30
②SAE20Wー40
③SAE10Wー50
となっていますが、同じ粘度だからといって、4輪用は避けた方が無難です。
4輪は エンジンとミッションは それぞれ違うオイルを使用しますが(1部車種除く)、2輪の場合、エンジンもミッションも同じオイルで潤滑しますので、4輪用に含まれている添加剤が、バイクのクラッチを滑らせる原因になるらしい。
もっとも、4輪用でも、成分によっては 全く問題ないオイルもあるし、余程、ブン回さなければ、影響がない(少ない)かもしれない(個人の感想です♪)が、緊急の場合や、フラッシング用途以外は 「二輪用」と明記されたオイルを使用した方が安心です。

あ、あと2輪用でも、2スト用と4スト用があるので、お間違えなく♪




エンジンを掛け、オイル漏れがないか、確認できたら、そのまま、数分間アイドリングして、オイルを循環させます。

その後、エンジンを止めて、数分後に油量を確認して、規定量(窓の1/2~3/4位、写真では ちょっと少ないかな?)があれば、OKです。







ちなみに、オイル交換時に、厄介な、廃油の処分ですが、昔は 知り合いの整備工場や、GSに持っていって、処分をお願いしていましたが、最近は
←のような、オイル吸着剤を使用して、燃えるゴミとして処分する方も多いと思いますが、みかさベースにて、ご自身で作業された方は 無料で廃油を お引き取りしております♪




=====================
みかさベースについて
=====================
「車やバイクの簡単な整備やメンテを 自分でやってみたいけど、場所や、道具がなくて…」
という方は レンタル工房「みかさベース」のご利用をご検討ください♪

といっても「充実した設備と環境」とは言い難いですが(笑)、屋内にて作業できますし、当店にある道具類でしたら、自由に使っていただけます(一部の特殊工具や、消耗品は別途相談)

・ご利用料金…1時間1000円 3時間以上は 大幅割引あり(ご予約時に応談)
・原則、一組ずつの貸し切り利用となります。
・作業時に発生した廃棄物(廃オイル。金属類、紙類のみ)は 無料でお引き受けいたします。

 *タイヤ、プラスチック類、FRPなどは 原則、お引き受けできません。
 *レンタルスペースにつき、作業は ご自身の責任にて、お願いします。

・お問い合わせや、ご予約は こちらのフォームからお願いします。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です