アクリル刻印で合皮(フェイクレザー)に刻印できる方法を考えてみた。

最近、合皮(合成皮革とか、フェイクレザーとか呼ばれる)で遊んでいますがw、これで、小物やアクセサリーを作ったとしたら、刻印が入れられると、本革より、ずーと安価で、オリジナリティーが楽しめますよね?
過去記事「革レザーにオリジナルデザインの刻印を自作してみた」のようなアクリル刻印で、 合皮 に刻印を入れられるか実験してみます♪
まずは 以前作ったアクリル刻印の中から、いくつか探し出して、合皮の上に置き、そのままプレスします。


ちょっと浅いですが、一応、刻印されました…が…が…時間経過とともに、段々薄くなってきましたww
これでは 使い物になりませんねw


なので、「バイクシートをタックロールで自作して張替をやってみた」際に、アイロンで折り目を付けたように、合皮は熱で伸びる性質を利用して♪

1mmゴムシートの両面に、はってはがせるスプレー糊(3M55)を噴霧して、厚めの鉄板に張り付けてから、合皮を置きます。

合皮の上にクッキングペーパーを置いて、アイロンをかけます。
温度は低~中で、押し付けるのではなく、素早く、クルクル回しながら、熱し過ぎないのが、ポイントです♪
合皮の表面が、溶けない程度且つ、十分に熱くなった頃合いを見て、アクリル刻印を乗せて、プレス。
このときは ベアリング脱着等に使う、ハンドプレス2tを使いましたが、1tでも、バイス(万力)でも、十分と思います♪


最初に行った、常温のままプレスしたものより、はっきりと刻印されてますね。
しばらく放置して様子を見ますが、凹凸が消えることはありません♪

アップで見ると、こんな感じです♪
はっきりと、凹凸が確認できました。
天然皮革と、さほど変わらない刻印です(自分比ww)
アイロンの温度と、かけ方が、出来栄えに大きく影響しますので、練習を兼ねて、色々押してみますww


あら~イイんじゃない~?
アップで見ても、細かい線も出てますよね?
C型クランプ は 締め上げる際、アクリル刻印も一緒に回ってしまう場合もあるので、破損防止の為にも、捨て板を挟んだほうが安全です♪


C型クランプでも、このくらいの大きさ(3~4センチ位)なら、問題なく、刻印されました♪

続いて、違う合皮で試してみます。
ダイソーで、100円の合皮ですw
かなり薄くで、合皮というより、ビニールに近い触感です。
できるかな?!
先ほどの合皮に比べて、すぐに「溶ける」感触がありました。
アイロンの温度や、移動スピードを調整して、ベストと思えるタイミングでプレス!
一気に、2種類やってみます♪




思った以上に、はっきりと刻印できました♪
十円玉と比較してみましたが、小さい文字も、しっかり読み取れます。
合皮(合成皮革とか、フェイクレザーと呼ばれる生地 )でも、意外と、使えるかも?!www
あ、但し、合皮といっても、色々な材質があり、中にはアイロン加熱による加工ができない素材もあるかもしれません。
また、アイロンの温度、かけ方もそれぞれ変わると思いますので、試される方は自己責任にてお願いします。
↓↓ 最後に、加熱を失敗した合皮の表面です ↓↓ www


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