革や合皮にスタンピングリーフを使って、キレイに箔押しができる方法を考えてみた

革や合皮にスタンピングリーフを使って、箔押しをしてみる作戦の第2段ですw
工程的には 「本末転倒」感も否めませんが、よろしければ お付き合いください♪

スタンピングリーフは ご存じの通り、デザインをコピーした紙の上にアイロンをかけるだけで、簡単に箔押しできるという、便利なものですが…

ならば、
「貼りたいデザインのみを切り出して貼ればイイんじゃね?」…と!
でも、本来スタンピングリーフ は 切り出さなくても、デザインのみを「抜く」ことができるのが、魅力ですから、切り出すなら、カッティングシートや、ラバープリント でいいと言われそうですがw、 スタンピングリーフ の「薄さ」と、「輝き」で「箔押し」感を出したいのです(笑)
それでいて、「切り出す」といっても、スタンピングリーフは非常に薄いので、カッティングマシーンでは、少し無理がありそうです。(治具を使えば、できるかも?!)


スタンピングリーフ の表面(金面)を貼り付けます。

スタンピングリーフ の裏面に アクリル塗料(クリア)を吹き付け、乾くまで、暫し休憩♪

切り出したいデザインを反転して、レーザーカット。
鉄板(トタン)に貼り付けているので、反射熱で、デザイン部分に影響が出ないように、レーザー出力は カットできるギリギリの設定に調整♪

カス取りが終わったところ。
最小で1mm以下のパーツ(kやsの中の部分)もありますが、しっかり残ってますε-(´∀`*)ホッ

それでは 貼り付けてみます。
今回は 熱に弱い「合皮」でやってみます。
これで上手くできれば、他の素材(革や、板など)も大丈夫!ってことですよね?!

今までの経験上(?)スタンピングリーフ を貼り付けるには 160℃前後が良好だったので、アイロンの先端部分が、適正温度になるよう調整♪

ゆっくり剥がしてみると… スタンピングリーフの裏面は合皮に貼り付き、表面のスプレー糊は溶けて、うまく、鉄板と分離できましたε-(´∀`*)ヨカタ

うまく貼れていれば、 スタンピングリーフ の保護シートのみ、キレイに剥がせます。
保護シート側に、金箔が、ほとんど残っていないことから、上手く貼れたと思います。

細かいパーツ部分の保護シートを剥がすのは ちょっと手間なので、先に剥がすべきでした(笑)
細く切ったセロハンテープで、すでに剥がした部分に付かないよう(金箔が剥がれる場合があるので)地道に剥がしましたw

「上手く貼れた!」と自信を持ったところで(自己満足ですがw)、以前、練習と試作を兼ねて、合皮で作った財布(某ロックンロール系ブランド品を模倣した訳ではありませんよw)に貼ってみます♪

ホントは縫合前に貼り付けた方がイイのかもしれませんが…
貼る部分(カードケース)の下に、適当な鉄板を下敷き代わりに挟んで、先ほどと同じ工程で貼り付けてみました♪

あら~!イイ感じ~ぃ♪(自画自賛ww)
デザインや、大きさのバランス等は ともかくw、「思ったように、箔押しできた!」という意味でね♪

アップにすると、こんな感じ♪
合皮のエンボスを ほとんど溶かすことなく、箔の表面には、 エンボス が確認できる程、しっかり定着できました♪
あ!Rの右上の一部が欠けていたことに、今、気づきましたw
多分、保護シートを剥がすとき、セロハンテープが直接付いてしまったのかもしれません(‘◇’)ゞ
1mmにも満たない程度なので、見なかったことにしてください(笑)
革や合皮にスタンピングリーフを使って、箔押しするには この工法が 自分的にはベストと思えるのですが、今回使用した「普通のアイロン」では 使い勝手が悪いので、何かイイ方法がないかな?…
思い付いた!
…次回、実践してみますw
やってみましたw→「ダイソーのグルーガンを改造して、ミニアイロン&捻引き用コテを作ってみた」
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