熱を使わず、アクリル刻印で、スタンピングリーフを使って、革に箔押ししてみた






前回、煌葉-kiraha-とアクリル刻印を使って、熱を使わない「箔押し」を色々やってみましたが、その際に、偶然、スタンピングリーフでも、同様に、熱を使わず、アクリル刻印で、革に箔押しができることを発見しまして…







タンロー革に、染料で着色した後、レザーコートを塗って乾かし、「煌葉-kiraha-」と間違って、スタンピングリーフを押したモノですwww
あれ? 箔押しできてる?ってことで、その後の実験です♪




通常、箔押しは 金型を作って、ホットスタンプ機で、専用の金箔を押し付けますが、こちらのスタンピングリーフは コピーした絵や文字の上から、アイロンを当てるだけで、箔押しできるという、便利なモノですが…




革をコピー機(もしくはレーザープリンター)に通す訳にはいかないので、過去記事
「スタンピングリーフやラバーシートで、革に箔押し風の加工をしてみた」や、

「革や合皮にスタンピングリーフを使って、キレイに箔押しができる方法を考えてみた」
のように、工夫が必要でしたが、実はもうひとつ、自分なりの「企み」がありまして…




と、いうのは、上の方法では 箔は「革の上に貼った」状態になってしまうのに対し、ホットスタンプ機を使用した場合、箔は 押し印のように、「革に沈みこむ(北海道弁では めり込まさってるwww)」状態になりますよね?

この方が、擦れたときなども、剥がれにくい(と思う)し、何より凹凸がある方が、カッコイイ気がするんですよ~www




で、実験ですw
ヌメ革にレザーコートを塗って、乾くのを待ちます。

ちなみに、オイル仕上げした革や、合成皮革レザーコートが乗らなかったり、「糊」の役目をしなかったりで、上手く出来ませんでした。




で、プレスしてみた結果がこちら♪
この上から、もう一度、レザーコートを塗っておくと、剥がれ難くなるでしょう(多分www)

と、ここまでは想定内(笑)




本題は ここからwww
実用的に(?)、もう少し大きなデザインで 箔押しできるか?を試したかったのです。
前回と同じ革(タンローを染色)と、治具、刻印を使って♪




ハンドプレスで、押し付けます。
写真には写っていませんが、均一に圧が掛かるように、アクリル刻印の上に、厚めの鉄板を挟んで、プレスしています。




10秒程押し当てた後、外してみます。

ドキドキ(゚∀゚*)(*゚∀゚)ドキドキ




ゆっくりと、剥がしてみると…

おっ!!
イイ感じかも?!




ほぼ、キレイに箔押しできているじゃ、あーりませんか?!www




ちなみに、抜けた状態は こんな感じ♪

「トナー&アイロン(通常の使い方)」より、キレイに抜けているんじゃね?
イーじゃん♪ イーじゃん♪




「煌葉-kiraha-」を使ったモノと、比べてみます。
(左が、スタンピングリーフ

押し易いのが、「煌葉-kiraha-」で、輝きは「スタンピングリーフ」といったトコでしょうかねぇ~?




折角なので(?)、サイビノールで、2枚を貼り合わせてみますwww

やっとこで、ムニュ~っと♪




コバを処理して、Dカンを取り付けて、キーホルダーにしてみました♪
通常使いしながら、耐久テストしてみますwww




というコトで、スタンピングリーフは ヌメ革に、熱を加えなくても、レザーコートを使えば、「アクリル刻印で、箔押しができた」という実験でしたが、今後、他の素材(すでに製品化されているモノや、、シボ革、合成皮革など)にも、できる方法がないか?模索してみます♪




*この方法は メーカー推奨の方法ではありませんし、耐久性(色落ち、色移り)等の不具合も未確認です。
また、ヌメ革であっても、素材の状態等で、上手く出来ない場合も予測されます。
あくまでも、本文は「こんなコトやったら、こんな風になったよ」程度にお考えいただき、実践される場合は すべて自己責任の上でお願いします。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です