オリジナルタグ作成方法いろいろ…活版(凸版)プリント編


シャツなどに、にオリジナルデザインで、刺繍やプリントをすると、タグも作りたくなりますよね?!www
タグの作成方法として、「織ネーム」は高価な機械が必要で、大量生産向けなので、個人レベルでは実質上無理ですが、その他の手法としては大まかに分けると

シルクスクリーン
昇華プリント
刺繍
インクリボンプリント
インクジェットプリント

が一般的でしょうか?!
みかさベースでも、それらの方法(もどき含むw)で、色々やっていますが、先日ふと…




以前記事「小さな活版印刷機の版をレーザーで自作してみた」のように、活版(凸版)で作ったらどうなるか?と思いまして…まぁ、思ったものは 仕方ありませんww
実験してみます♪




以前、アクリル板で作った版と、端切れの生地で、試してみます。

通常の使い方では 圧が足りない(おもちゃですからww)ので、裏面から、指でグイっと押し加えて♪




ちょっと薄いですがw、まぁ~ここまでは予測通りというか、当たり前の話ですが、「当たり面積の大きいデザインの場合」はどうなのか?

ここからが本題です(笑)




以前、刺繍で作ったタグのデザインを例として、実験してみます♪




イラストレーターで、データー(AI形式)を呼び出して、サイズ調整して、dxf形式で、保存します。




レーザー彫刻機の制御ソフトで読み込み、画像反転→彫刻とカット数値の設定をします♪




アクリル板(5mm)をレーザー機にセットして、インクが乗り易いように、全体を軽く削ってから、凹凸部分を削ります♪




←出来上がったのが、こちら。

削りカスで、真っ白になっていますので、洗浄、乾燥後させます♪




先ほどの「小さな活版印刷機」では 上手く圧が掛けられないので、「活版印刷で、文字が、はっきり、凹みをつけたい…を実験的に」で作った、簡易活版印刷機(と呼べる程のモノではなく、単なる箱に近いですが…www)にポリエステル製のリボン(サテンリボン)をセットして♪




インクをコロコロ♪

版はアクリル板なので、水性インクでは乗りが悪い気がしたので、油性インクを使用しました。




ハンドプレスで、軽~く、押し付けます。

余り強くプレスすると、割れちゃいますからね!(笑)




蓋(版)を外してみると…

おっ!
思ったよりキレイにプリントされました♪




アップにすると、こんな感じ♪

当たり面積の大きい部分(ロゴ部分)も、ほとんど色抜けしないで、プリントできました。




ポリエステル生地なので、ハサミで切ると、ほつれてきますので、「ポリエステル生地のカット、切り口処理など考えてみる」のように、熱処理が必要ですが…

続いて、他の生地(コットン、綿)にもプリントしてみましたが、良好のようです♪
















版を一旦洗浄して、今度は黒インクで試してみます。

同様に、版画用のローラーで、コロコロとインクを付けて♪




「見せるタグ」として、よく使われる(自分比ですがww)グログランリボンでも、良好にプリントできました♪




薄い生地での実験です。

若干、インクが擦れてますが、インクの乗りや、圧を調整すると、もっと良好にできると思います。




織り目の荒い「ヘリンボンテープ」では凹部まで、インクが入り込めなかったようです。
生地の下のゴムマット等を敷いて、もっと圧を掛けると、解決できるかな?!




今回(いつもですが…w)は思い付きで、単に「活版(凸版)で、タグが作れるかな?」の実験でしたので、ざぁ~と進めちゃいましたが、使用する生地の種類や、厚みによって、インクの種類や、圧の調整を工夫すると、実用できるかもしれません。

また、他の工法に比べると、「版」以外は特別な設備や道具が必要ないことや、準備、後片付けが楽なのが、利点かと思いますので、もう少し、実験してみようかな?!www

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