ポリエステル生地のカット、切り口処理など考えてみる






シャツを作ったり、刺繍ワッペンを作ったり、レザークラフトや、合皮をカットするときなど、ハサミや、別たち、レザーナイフや、各種カッターを使いますが、昇華転写や、 刺繍ワッペン に使うポリエステル100%素材の場合…




例えば、タオル素材( ポリエステル100%) を切るとき、ロータリカッターは使いやすい(生地がズレないので♪)のですが…




断面は ポロポロとホツレてきます…




薄手のちょっと固めの生地(こちらも、 ポリエステル100% )でも、ヒゲのようにホツレてきます…




なので、熱で溶かして切る「ホットスライドカッター」が便利ですね♪




切断する生地に合わせて、温度が調整できるように、パワーコントローラーと一緒に使うと、便利です♪




ただ…直接、ポリエステル生地を切ると、溶けカスが刃先に着いて、切断面が汚れるので、クッキングシートをの上から、切ると、楽チンです♪




カッターの温度と移動速度がベストな状態→上のクッキングシートが、「じわぁ~」と、下のシートに張り付く感じ(?)




「切る」というより、「溶かす」ですから、タオル地でも、ほつれは出ません♪




薄手のちょっと固めの生地 でも、きれいにカットできます♪
(写真右辺が、ヒートカット。上下は ロータリカッター で切った状態)




電気工作で使う「半田こて」(40w位の)でも、刃先を削ったり、曲げたりして、厚みのある生地(フェルトなど)や、曲線の多いカット、細かい部分用など、自分流に工夫するのもアリですね。
(パワーコントローラーは不可欠ですが…)




表面




裏面




また、きちんと(?)折り返して縫い付けたり




最終的に、ロックミシンで仕上げる場合でも、ポリエステル生地をカットするには ヒートカットの方がよさそうですね♪




*例によって(?)、ここからは  メーカー推奨の方法ではありません。
あくまで、「こんなことやってみたよ!」っていう話なので、いかなる不具合にも、一切責任は負えませんので、実践される方は ご自身で、よく、お調べの上、自己責任にて、お願いします。




こちらは 「簡易型シーラー ローラー型」

本来、袋の口を張り付けたりするものですが…
(食べ残したポテチの袋とか?!)




先端はギザギザのローラーが付いていて、回転させながら溶かす(接着)道具なので、これを使って、切断面を処理してみます♪




カットと同じく、クッキングシートの上から、押しつぶすように、ゆっくり、コロコロと…




起毛部分が、しっかりと、押し固まっています。
タオル用途としては 少し硬い(パリっとした感じ)ので、不向きかもしれませんがw、アクセントにはなりますねww




細かい起毛生地(マイクロファイバーと表記されてるポリエステル100%)や♪




フェルトなどで作ったアップリケや、コースター♪




タグや、ネームプレートなどには 有効かもですね?!




と、ここまで書いて何ですが(笑)、単に、ほつれ止めなら、テープでも液体でも、色々な材料がありますし、「魅せる」のなら、バイアステープを使う手もありかと思います。

…が、せいぜい数ミリ幅の端の処理で、「言わなきゃ解らない!」程度にこだわるのが、ハンドメイドの楽しさで、自己満足の賜物と、みかさベースは考えてますwww

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