昇華転写プリントについて…その2、プリンターについて、いろいろ


前回、 昇華転写プリント について、大まかな流れをご紹介しましたが、昇華転写プリントに興味があっても、ネックなのは 機材等の初期投資費用ではないでしょうか?







←←
できれば、このような専門機器をセットで用意できれば、イイのですが、少々お高いのですね?!





さらに、大きいサイズ(A3~A0)となると、数十万~数百万掛かりますすので、趣味としては厳しいですよね?
ということで♪




安価で始める昇華プリント




*ここからは メーカー推奨の方法ではありません。
社外品の使用はメーカー修理や、保証の対象外となる場合がありますし、記事中のすべての機種、相性、動作確認をしたものではありませんので、いかなる不具合にも、一切責任は負えませんので、実践される方は ご自身で、よく、お調べの上、自己責任にて、お願いします。




昇華転写で使用するプリンターは 専用機器でなくとも、エプソンのプリンターであれば、昇華インクを使用することで、可能になる機種があります。
(他メーカーでも対応機器があるようですが、ここでは エプソン限定でお話します)

もし、使っていない(使っていてもイイけど…w)エプソンのプリンターがあれば、昇華インクの充填されたカートリッジに取り換えるだけで、 昇華転写用の印刷ができます♪
(*熱転写プレス機については 後述します)

昇華インクの充填されたカートリッジ は 安価なものなら、1色1500円前後で出ているようなので、4色対応(PX-045Aや、PX-105など)なら、5000~6000円位で、「昇華プリンター」として使えます♪

昇華転写紙も「試し」や「趣味」で使用する分には 安価なモノでも十分です♪
(品質向上や、販売用途の場合は それなりに吟味が必要ですが…)

ただし、A4サイズ(フルサイズ、フルカラー)で印刷した場合、10枚程で、インク切れになる場合があります(これは 顔料でも、染料でも同じですが)ので、コスパ的にちょっと…




お得な方法を考える♪




昇華インク も詰め替え用にボトルで販売されていますが、「昇華インクの充填されたカートリッジ 」はエプソン社外品の場合、チップリセッターも効果ない可能性大。







詰め替えカートリッジ (4色)

いわゆる、インクが入っていない空カートリッジ♪
自動リセットチップが付いているので、別売りの 昇華インク (詰め替え用ボトル)を充填すると、プリンターが認識してくれる。





ちなみに、これは 純正型番のIC69 IC4CL69Lに互換するので、PX-045A PX-046A PX-047A PX-105 PX-405A PX-435A PX-436A PX-437A PX-505F PX-535FならOK♪

その後、EP-707Aが手に入ったので、IC80 IC6CL80L 互換 のカートリッジ(6色)superInk 6色セット 各100mlを使用してました。(EP-707A EP-708A EP-777A EP-807AB EP-807AR EP-807AW EP-808AB EP-808AR EP-808AW EP-907F EP-977A3 EP-978A3 EP-979A3 が対応機種 )





IC50 IC6CL50(6色)互換 なら、EP-301 EP-302 EP-4004 EP-702A EP-703A EP-704A EP-705A EP-774A EP-801A EP-802A EP-803A EP-803AW EP-804A EP-804AR EP-804ARU EP-804AU EP-804AW EP-804AWU EP-901A EP-901F EP-902A EP-903A EP-903F EP-904A EP-904F PM-A820 PM-A840 PM-A840S PM-A920 PM-A940 PM-D870 PM-G4500 PM-G850 PM-G860 PM-T960が対応機種




*しつこいようですがww、本ページでは 互換性や動作性を保証できる立場にありませんので、ご自身で、よく、ご確認ください。




詰め替えカートリッジには約10ml位入りますので、昇華インク (詰め替え用ボトル) では10回位充填できるので、大変お得です♪

ただし、ベタ面積が大きいと、数枚印刷する度に、充填の手間は掛かりますが…ww





また、時々、インクが入っていても、「残量0」になって、印刷が途中で止まったり(一旦外したりすると、正常になるケースがほとんどですが…)




「社外品の警告」が表示されるのが、煩わしかったり…「 自動リセットチップ 」がいつ壊れるかもわかりません(ウチの場合、結果的に1年以上、大丈夫でしたが…)




そもそも、プリンターをメーカー推奨外の使い方をすると、カートリッジに付いているチップが、問題な訳で…(もっとも、メーカー様は品質管理の為のチップですから、当然かも?!ですがwww)
ならば、チップの問題と、充填の手間の解消に♪




エコタンクモデルなら?




 みかさベースでは 4~5年前に、通常使いのプリンター(伝票発行など)をインク切れの煩わしさから、エコタンク搭載のプリンター(EW-M571T)を使用しており、カートリッジ式のプリンターが余っていたのはそのためで、昇華転写をやってみるきっかけでもありましたw







なので、いっそ の 事、コイツに昇華インクを入れようとも考えましたが、昇華インクで印刷した紙は 古紙に混ぜてはいけないそうです。
古紙を再生する過程で、熱を加えるので、再昇華して品質に影響するとか…

自分で使用する紙なら注意すればイイですが、納品書など、送り先にとっては 面倒な話で…
やはり、通教使い(顔料や染料)と、昇華インク用は 別々の方がイイわけでして…

当時(4年程前)は エコタンク搭載のプリンターは数が少なく(知らなかっただけ?!)、高価だったような気がしますが、先ほど「エプソン エコタンク」で検索してみると、種類も多く、安価な機種もあるようです♪




ちなみに、みかさベースでは エプソンEW-M970A3T(A3も対応できるので!)を使用して、3年程経ちますが、今のところ、問題なく稼働しています♪




*動作を保証するものではありません。
あくまで、「ウチは使えたよ」って話です。




エプソンEW-M970A3T は4色タイプですが、黒はタンクが2つ(本来用途は顔料と染料)付いているので、superInk 4色セット 各100mlと、ブラック (昇華) superInk 100ml をセットで購入しています。




ということで、使っていないエプソンプリンターがあれば、まずはインクだけ変えて、さらに興味が沸けば、エコタンク搭載機や、昇華転写プリンターの購入を検討してみるのが、イイかもしれませんね♪

次回は 熱転写プレス関連の、予定です♪




*本文は メーカー推奨の方法ではありません。
社外品の使用はメーカー修理や、保証の対象外となる場合がありますし、記事中のすべての機種、相性、動作確認をしたものではありませんので、いかなる不具合にも、一切責任は負えませんので、実践される方は ご自身で、よく、お調べの上、自己責任にて、お願いします。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です