木材に昇華転写プリントがしたくなったので、できる方法を考えてみた






いつもの(?)急な思い付きシリーズですw
先日、ふと「木製品に昇華転写できないかな?」と思い立ちまして…
思ったモノはしょうがありませんw
実験開始です♪




昇華転写はご存じの通り、ポリエステル80%以上の素材、もしくは表面を昇華用にコーティングしている素材に限られますよね。
その他の素材には 「ホットメルトパウダー」という粉末を併用するしかないのですが、専門店では 少々お高いし…安価のモノは…(てか、コレはDTF用かな?!)ちょっと不安www




とりあえず、何も施さない板(アガチス材使用)を熱転写プレスしてみますw
その結果は…




当然ながら、ほとんど転写されませんwww
木の表面には 昇華インクを吸収できる成分は含まれていないので、当たり前ですねwww




そこで気付いたのが、車やバイクのちょっとした補修用に使っていた「FRP(主剤)」がポリエステル樹脂なんですよね~
…ってコトは 試してみたくなりますよね~www
硬化剤を適量混ぜて、ハケで板に塗ってみます♪




完全硬化する翌日まで待ってから、熱プレスしてみました。
お!少し雑だけど、ほぼ転写されているじゃん♪
剥がした転写紙がムラになっているのは 板の表面、FRPの塗り方が雑で、ボコボコしていた為でしょうね。




ただ…昇華転写は「白色」が印刷できないので、透明(木目)になったり、他の色も木の色が透けて、くっきりと色が出ないのが難点。
なので、部屋に転がっていた「水性スプレー」で、板の表面を白く塗ってみますwww




塗ってから気づいたのですが、昇華転写は170℃程で、60秒位プレスするので、水性塗料では溶けるのでは?

だったら、プライマー(白色)なら熱に強いはずなので、大丈夫かな?!
試します♪




翌日、塗料の上にFRP樹脂を塗ると、水性塗料は溶けだしましたwww
当然といえば、当然ですね?!
何も考えていなかった自分に爆笑ですww
プライマーFRP樹脂を塗って、暫し放置です。




翌日、表面をFRPが剥がれない程度に、ペーパーで磨いて、平にツルツルさせます♪




万一、FRPやプライマーが溶けだした場合に備えて、大き目の紙を熱プレス機に敷いてからの開始ですw

温度は170℃ 時間は90秒に設定しました♪




プレス中、ツンとした匂いがしたので、少々不安でしたが、何とか溶けださず、ほぼ、昇華転写されました♪
今回は板の表面全体を白く塗ってしまったので、木目感ゼロですが…www
次回は プリントする部分だけ、塗装&FRPで試してみます♪




それと、課題がもう一つ。
熱で板が反ってしまいました。
温度?
時間?
プレス圧?
まだまだ、実験が必要ですね♪

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