レコードカセットラジオ一体型プレーヤー「クラウンGTX4000」を修理してみた






昭和家電シリーズ(?)ですw
クラウン(CROWN)と言っても、車名ではなく「社名」ですwww
当時、家電では「一流ブランド」とは言えない立ち位置(失礼!)だった印象がありますが、安価で高性能の機器(オーディオ系が強かった印象…個人の感想です)を販売していて、後にダイエーのプライベートブランド製品を作っていたが、現在は中古市場でも「クラウン(CROWN)」の名称は見かけなくなったかな?!
ちなみに、パワーアンプのメーカー、CROWN(旧AMCRON)とは関連ない…と思う

同時期、アカイやアイワなど、大手一流メーカーより安価で販売されているメーカーが色々あったりで、電機屋さんを覗くのが楽しくて仕方なかったりで…

このまま続けると本題に入れないのでw、今日は「クラウンGTX4000」のお話です♪




まずは この見た目!
どう見ても、スーツケースですw
黒っぽいスーツに似合いそう♪




コレをパカっと開けると…
まるでスパイ映画のよう…www
レコードプレーヤー、カセットレコーダー、ラジオ♪
かっこいい♪




電源はAC100Vの他、電池でもOK!
単一電池6本使用)
リモートスイッチ(テープを回す⇔止める)付きのマイクも付属なので、アウトドアでも楽しめます♪




昭和には「ナマロク」という趣味の人も多かったので、こんな風に使っていた人もいるのかな?




*写真は勝手に想像したイメージですw




望月あきらさんの漫画「ズームアップ」で、主人公のユタカの友達、井上君もナマロクが趣味でしたよね?!(彼はラジカセ使用でしたが…)
あと…傘を集音器がわりにして、野鳥の声を録音する人とかいたよね?!

話が脱線しそうなので、起動修正しますwww




問題はカセット
テープの脱着と、ヘッドの上がりは問題ないけど、回らない…
あと、ボリュームの「ガリ」が気になる。




ローラー部も回らないので、モーターかな?と思ったのですが、指を当てると、かすかに振動が…
ということは ベルトだけかも?ほっ!




なにはともあれ、中を見てみましょう♪
表面から数本のビスで留まっているだけのようで、変な隠しビスや、ツメなどないようで、潔いよい♪




こういう作業は 小型の電ドラが便利ですね。
ビットも色々あるし♪




ひっくり返して、眺めますwww
いかにも「昭和家電」って感じがタマラナイ~
で、ザ昭和家電の内部独特の匂いを満喫するwww(この意味解る人いるかな?)




現実に戻ってw、モーターからメインのベルトが伸びきって、空回りしています。




ベルトを外すには…ん~と?!
まずはコレを外して…
ん、固い…精密ドライバーを上からしっかり押さえて、軸をペンチで回す。




すると、この影にあったネジを外せる…が、コレも固い…
ショックドライバーを使う訳にはいかないので、ネジをナメらせないように慎重に♪




何とか、無事、ベルトを取り外せました♪
永い間、お疲れ様でした。




汎用のゴムベルト、サイズ色々在庫の中から、同じようなサイズのベルトを選んで装着♪




この状態で、張りの具合やスベリがないかチック!
大丈夫そうです♪




ボリュームの「ガリ」は接点復活剤をかけて、グリグリ回したら改善(決してオススメできませんが…w)
ヘッドを軽く綿棒で掃除して動作チックです♪








クラウンGTX4000があれば、キャンプで盛り上がる!…と思った人がいたら、連絡ください(笑)
まぁ~いないと思いますが…www

 

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