水流検知器のマグネットスイッチを修理してみた


みかさベースで、使用頻度が最も多い「レーザー彫刻機」ですが、最近、レーザーが照射されない時がありまして…
電源を何度か、入切りすると直ったりするので、致命的ではないにしろ、やっぱり気になるので、原因を探しましょう♪








とりあえず、基本的なところから…
この機種は レーザー管の冷却に、水を使用しているのですが、万一、ポンプが作動しなかったり、タンクに水がなかった時、レーザー管を保護するための安全装置として、水流センサーが付いているんですね。
裏ブタを開けると、ありました。
コイツがあやしい…








配線は2本だけ。つまり、 「短絡」と「開放」 だけみたい。
パルスを発生させて、水量を測るほどの機能はないみたい…








ポンプを作動させて、抵抗を測ってみるが、オープンのままです。
試しに、水流検知器を、軽く叩くと、導通したり…
短絡 時の抵抗は ほぼ 0Ωだったので、基盤側のコネクターをジャンプさせると、通常にレーザーが照射されました♪
めずらしく、原因が、一発で当たりました(笑)
まぁ、これ以外の原因、基盤とかなら、かなり時間かかるけどねぇ~








ともあれ、水さえ、正常に流れていれば、 「コネクタージャンプ 」のままでもイイんだけど、さすがに、コワイので、直しましょう。







アマゾンで、似たようなモノをみつけました。
ただし、アチラの国からの直送便で、納期が3~4週間…
しかも、送料込みで、3000円以上とは ちょっとねぇ~w




とりあえず、現状を診てみます。
水が流れると、管の中心部分が押されて、スイッチが入るようです。
細い棒で、軽く押してみますが、スムーズに動きます。








スイッチ部分を外してみます。
あ、非接触型(まぁ、接点を水に浸す訳にはいかないから、当然だねw)の、いわゆるマグネットスイッチ(リードスイッチ)ですね








磁石を近づけても、オープンのままだったり、一瞬、短絡したり…
原因はコイツで、決まりですね♪








充填剤ごと、ニョキっと、剥がしてみます。
見た感じは ガラス管の破損は無いようですが、こんな小さな(14mmタイプ)で、6年以上使ってますから、経年劣化(一応、接点の劣化防止のため、ガラス管に入っているらしいが…)も、仕方ないですよね。








そういえば、以前、ダイソーで、100円で買った、LEDライトの、マグネットスイッチの内部にも、この手のスイッチが使われていて、驚いたことがありましたw












サイズも同じなので、一瞬、コレを使おうかと、魔が差しましたが(笑)、いくらなんでも…それは、ちょっと…w
あと、ウチには 防犯用の、ドアセンサーや、自作機器の制御用に、いくつか使っているので、その予備も兼ねて…という訳で、アマゾンで、スイッチパーツのみ、買ってみました。
20本入りで、1本あたり、40円程w

それにしても、ダイソーでは このスイッチと、LEDと、マグネットとカバーとetcで、100円とは スゴイですよね!?








両端に、リード線をハンダ着けして、スイッチカバーに入れて、シリコン材で、固定します。








ちょっと、はみ出しましたが、防水性がアップしたということで(笑)








元に戻して、動作チェックです♪

ポンプ未動作で、レーザーは照射されない。→OK
ポンプ作動で、レーザー照射される→OK








これで、しばらくは ストレスなく、レーザー彫刻機が使えます♪

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