熱を使わない「箔押し」煌葉-kiraha-とアクリル刻印を使って、革に箔押ししてみた






久しぶりの「箔押し」ネタです。
ご承知の通り、通常、箔押しには 専用機械と、金型が必要ですが、機械(ホットスタンプ機)はともかく、金型がネックでして…
同じデザインで、たくさん箔押しするならイイのですが、みかさベースのコンセプト(?)「ワンオフから気軽に!」とは外れてしまうので、金型を使わない方法として、過去に「あんなこと」「こんなこと」をやってみたのですが、今回、「圧だけで箔押しができる(熱を使わない)商品があるとのことで、実験です♪







関西巻取箔工業株式会社が製造・販売するボールペンで描ける箔「煌葉-kiraha-」
A4サイズ、3枚入りで、1800円(税、送料別)でした。




早速、実験開始ですw
通常の使い方通り、箔押ししたい紙の上に「煌葉-kiraha-」を乗せ、ボールペンで書いてみます。




なるほど!
昔懐かし(?)カーボン紙の金色バージョンといったところでしょうか?!
「煌葉-kiraha-」の上面は かなり、ツルツルしているので、ボールペンの場合、かなり、ゆっくりと、筆圧強めに書くと良さそうですね♪




仕組みが分かったところで…
以前、アクリル板レーザー彫刻機で作った印、革に「刻印」「押し印」するときに使っていたモノです。




ボールペンで書く代わりに、このアクリル刻印を乗せて、プレス機で、押してみます♪




ちょっと(大分?)雑ですがw、一応、「箔押し」ができそうです。
押し圧や、他の材料、刻印などを色々変えて、実験してみます♪




ヌメ革の端材で試しました。
ん~????
プレス圧や、プレス時間を色々、変えてみたが、今一、「着き」が悪い(かすれる)なぁ~???




何となくの思い付きで、革に、レザーコートを塗ってみますw
乾くのを待って、再度、試してみると…




あ!
イイ感じじゃないですかぁ~♪
レザーコート自体は完全に乾いていますから、ベタ付き等はないのですが、圧が掛かった部分のみ、圧着された感じかな?!




ならば、どこまで、細かい文字がイケるかな?
という実験でしたが、老眼では読めない程の大きさ
文字高さ1.5mm程度でも、箔押しできていますね♪




今度は逆に、ベタ面積の大きい場合の実験です。
文字部分や、、細い線は、はっきりと押せましたが、ベタ部分は かなり、カスレちゃいました。
圧が分散される為ですね?!




なので、もう少し強めに、圧を掛けて、10秒ほどプレスしてから、外してみました。
そうすると、ベタ部分も、ほぼカスレなく押せました♪
余分な部分に付いちゃったも箔は、セロハンテープ等で、ペタペタすれば取れますし、アクリル刻印の凹凸を もっと深くすれば、解決しそうです♪




新規にアクリル刻印を作ってみます。
凹凸チョット深めで!wwwww
金色の文字が似合いそうな、文字でイキましょう♪




正確な位置に箔押しできるように、治具を作って♪
革→箔→印をセットして、プレスします♪




押し方や、圧など、少し工夫が必要でしたが、ほぼ、キレイに「箔押し」できました♪(自分比ww)




今度は タンロー(生成り)に、革用の染料で色付けしたものに、箔押ししてみます。
染料が乾くまで待ってから、レザーコートを塗っておきます。
で、翌日…




ヌメ革より、キレイに箔押しできたかも?!
単に、プレスのコツを掴めただけかも知れませんが…wwww
で、調子に乗って、色々、試していたら、何を思ったのか?!
スタンピングリーフで押してみると…




あ!!!!!




何で???
これって、もしかして…
次回に続きますwww




*「煌葉-kiraha-」を革にプレスした場合、このままでは 濡れたり、擦ったりすると、剥がれやすい(と思うwww)ので、上からレザーコートなどで、コーティングした方が良さそうです。
耐久性についても、実験結果を後日、記載する予定です(多分…www)

 

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