ジムニーJA22のキャリパーをメンテしてみた






ひと月程前の話ですが…

久しぶりに、ジムニーJA22に乗った際、ハンドルが取られ、3~4速時の加速は鈍いし、惰性で止まろうとしても、カクっとなるし…

あ~ブレーキ引きずってるなぁ~
これから本格的な雪道になるし、さすがに、危ないだろ~というわけで、キャリパーをメンテすることに。




キャリパー裏のボルト2本を抜いても、全く外れない…
ゴムハンマーで、ゆっくり、すこしずつ外して




ブレーキホースをホースピンチャープライヤーで、挟んでから、ボルトを緩め、キャリパーを取り外します。




キャリパー内には フィールドが残っているので、こぼさないように注意しながら、バットの上で、抜き取ります。




スライドピンも固着していたので、エアーではなく、ハンドプレスで、ピストン、スライドピンを抜き取りました。




ブーツは交換するので、Cリングごと、こじって抜き取り、シリンダー内のO型シールも抜き取ります。




可能な限り、汚れを取り、サビは最近、使用頻度が上がっている(?)ネジザウルスリキッドを使い、取り切れない部分はサンドペーパーで落とし、パーツクリーナーでよく洗浄、乾燥します。




今回、用意したブーツセットです。
付属のグリスを塗って、O型ブーツをはめ込み、ピストンに、ブーツを被せてから、キャリパーに組み込みます。




Cリングは ブーツを傷つけないように、プラスチック製の角が尖っていないものを使って、確実に押し込みます。




ブレーキホース取付け穴から、適当な棒を押し込み、動作させてみます。
その際に、ピストン上部の溝に、しっかりブーツが入っていることを確認できました。




スライドピンにも、グリスを塗って、元の状態に、組み込みますが、ブレーキホース取付け部のパッキンは上記のパーツに含まれていないので、別途、用意しました。




左右の組立が終わったら、エア抜きして完成ですが、今回は1人だったので、ワンマンブレーキブリーダーを使用しました。

個人的には 2人1組で、
「踏め~」「閉めろ~」の方がフィールドの流れが目に見えて、好きなんですが…(笑)




今回のキャリパーメンテは 作業的には 簡単ですが、やはり「ブレーキ」という重大な部分ですので、決してDIYを推奨するものではありませんが、知識や経験があるのに、場所や専用工具の問題で、お悩みの方は みかさベースのご利用も、ご検討ください.

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