ジープCJ3B再生計画…その1
みかさベース、3台目のジープ、CJ3Bですが、数年前、レストア途中の状態で、買い付けてきたので、いつか再生しようと思いつつ、どうしても、今、動いている方(J3や、J3D)ばかり、手が掛かって、コイツは ず~と放置してました(笑)
で、今回、スペース的な問題から、「とりあえず、裏の倉庫へ移動しよう」ということになったのですが…
何せ、こんな状態…
で、エンジンルームは…
燃料ポンプは無く、何故か、配管も、切られている状態な訳であり…
やはり、このまま放置…と云う訳にもいかないし、とりあえず、場内移動できる程度に、サクっと、直しましょう。
ガラクタの山から、探してきましたが、とても、まともに使えそうもない…吸わないだけなら、ともかく、ダイヤフラムから漏れたガソリンが、カム穴から、オイルパンに流れ落ちるのは さすがに怖いので (笑)
あった!
以前、J3に付いてた電動ポンプ。
動くのか?!
う、動いた!
とりあえず、これ使おう。
カム穴を塞ぐのに、壊れた燃料ポンプを付けても良かったのだけど、あれも、いずれは治したいし、余計なものを付けたくなかったので、手元にあった鉄板を切って♪
削って♪
穴を開けて、こんな感じの「メクラプレート」を作ってみました。
あと、汎用ガスケットも、同じ形に切って♪
これで、塞げました。
オイルが飛んだり、ゴミが入ることもないでしょう。
パイプをフレア加工したり、ゴムホースと繋いだり、フレアジョイントを使ったりで、
何とか、電動ポンプと繋げました♪
但し、キャブレターとの相性(燃圧)がわからないので、オーバーフローに備えて、 車内側に、 ポンプの電源スイッチを取り付けました。
燃料タンクを取り付けて、ガソリンを入れて、テストします。
ボ、ボ、ボ…と、汲み上げて、しばらくすると、音が鈍くなり、止まりました。
キャブレターからは 漏れていないようです♪
さて、エンジンかかるかな?
チョークを目一杯引いて、セルを回すも…ウィッ、ウイッ、ウイッ…何度やっても、掛かりません(涙)
プラグを外して見てみると、ガソリンは来てるようだ。
じゃ、電気は?…来てません(笑)
デストリピューター内の、ポイントと、ローターの接点を紙やすりで、ゴシゴシシ♪
ついでに、デスビキャップ内も、お掃除して、再び、セルを回したら…
掛かりました~! ホっ!
エンジンが掛かったのは いいのですが、このCJ3B、ブレーキが全く効かないんですねぇ~。
マスターシリンダーには フィールドすら入ってないし…
サイドブレーキも、ワイヤー無いし…フック金具も無いみたい。なら買えよ場内移動とは言え、坂で切り返さないといけない場所があるので、フットブレーキが効かないと、さすがに困まる。
試しに、マスターシリンダーへ、 フィールド 入れて、ペタルを踏んでみるも、全く無反応…
車下に潜ってみると、パイプが、カクっと折れている。
てか、え? 1本だけ?
思い込みとは 怖いもので、てっきり、このように、前と後ろの2系統になっていると、思ってました(笑)
どうやら、マスターシリンダーからは 1本で出て、左フェンダーの下あたりで、左前ブレーキ、右前ブレーキ、後ろへの、3分岐になっているんですね。
ちょっと怖いので、今後、公道デビューするときは シリンダーから、前後に分岐させよう。
今は そこまで気力がないので…
折れ曲がったブレーキパイプを取り外して♪
折れ曲がったトコのアップ(笑)
何が、何で、こうなったのでしょう?
愚痴っても、しょうがないので、以前、買っておいたパイプと、フレアナットが残っていたので♪
フレアツールを使って、加工したり♪
スチール製のパイプを加工するときは 押さえの六角ボルトを 手首が折れる程(?) 締め付けないと、パイプが、下がっていくだけですwww
こんな工具しか、ありませんが、地味~に、少しづつ、曲げてぇ~
何とか、同じような形にできました♪
マスターシリンダー側のアールは 少し緩やかにしました。
適当に曲げた割には 前後とも、ぴったりと、入れることができました。
いつもは 2~3度、歪ませて調整するのですが(笑)
ブリーダーを繋いで、吸い上げてみましたが、今一、勢いがない…
ブレーキペダルを思いっきり踏み込んでみると、真っ赤というか、真っ黒なフィールドが、チョロチョロと…
錆で、ニードル自体も、詰まっているようで、4つとも外して、掃除しました。
フィールドが、 きれいな 色になるまで、注いでは 吸って…をくりかえして♪
少し(たくさん)こぼしたので、掃除しませう。
後は 調整と、テストが済めば、移動できるでしょう。
疲れたので、次回!
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