給湯ボイラーの点火エラーの原因は 故障でなくて、ホッとした件

めっきり寒くなってきたある朝、顔を洗おうと、洗面台の蛇口を回すと、お湯ではなく、水しか出ない????
ふと、ボイラーを見ると…

「燃焼」のランプが点滅している…
こんな時は 一度電源を切って、コンセントも抜いて、しばらく待って再度ON♪
ボーン、ボーンと、ファンは回るものの、3回目で、エラー点滅…
この時期に、お湯が使えないのはツライww(まぁ、夏も困るけど…)
年の瀬に、大枚の出費も痛いし…
落ち着いて、考えよう♪
この点滅は 「点火エラー」らしい。
ボイラー自体の故障なら、買い替えしかないが、一応、確認できる部分だけ、チェックしてみます。
1.灯油が無い→数日前に満タンにした。同タンクからの給油で暖房用ボイラーは稼働しているので、問題なし(と思う)
2..給油ポンプ不良→前カバーを外して、触ってみればわかる?!
3.各種センサー不良→コネクター部分の確認程度しかできないが…
4.バーナー不良→あきらめるw
5.基盤等電子パーツ不良→あきらめるww
ということで、まずは

一旦、給水栓を閉めてから、ボイラー下部にあるドレン(3か所)を緩め、ボイラー内を空にしてみる♪
これは 以前(その時はガスボイラーだったけど)同様のエラー時、ボイラー屋さんから聞いた話で、水流(水量?)センサーが一時固着などのエラーなら、これで直ったことあったので♪
結果は…ダメwww
次は…

いつもの、ベッセル(VESSEL) 電動 ドライバー を使って(笑)、前面カバーを外して、各種コネクター部分を確認後、再度、電源投入してみるも、ポンプが動いていないことが判明!
これって、「ナカトミのスポットヒーター の失火原因は基本的な箇所だった」のときや、FFストーブなどではよくあるんだけど、エアーや、水、ゴミなどで、一時的に動かない場合、ポンプ部分を軽く、コンコン叩いてやると、復活することがあったんですよね~ww(ウチだけですwマネしないでください!!)

絶縁した工具で、軽くコンコン♪
で、再度電源投入すると、ポンプが元気に、「カッカッカッカ」と動き出した~!!
ポンプ自体が弱まっていれば、交換するしかないが、少し様子を見てみよう♪ な~んて考えていたら、いつまでたっても、 「カッカッカッカ」 が止まらず、結局エラー点滅?!?!
え~?なんで?
「カッカッカッカ」 が止まらないってことは 灯油が来ていない?
でも、暖房用ボイラーは着くし…ブツブツ…

灯油タンクのコックを一旦閉めて、給油ホースと、給湯ボイラーの接続部分を外してみる。
受け皿を置いて、 灯油タンクのコック を開いてみると、灯油は出てくるが、チョロチョロしか出ない。
明らかに、勢いが足りないwww
ん?ストレナーの詰まりかな?
ちなみに、灯油タンクは以前は 外置きの400Lタイプでしたが、老朽化と、管理上の観点から、数年前から、室内タンクを数個使用していますので、外に出なくて済みました(笑)

灯油タンク下部のストレナーを見てみると、サビ(ゴミ?)がうっすら底に溜まっているが、流れを止める程でもない気が…
水が溜まっているこもしれないので、カップを外して、お掃除しますww
再び、取り付けて、コックを開けるが…灯油が流れてこない!!!!
これで、すべての謎(という程でもないけど…)が解けた!
給油前は問題なかったが、給油後にエラーが出たということは…

給油 したことで、タンク内の汚れが、剥がれて、底に溜まり、タンク内の灯油が流れ辛くなっていたのでしょう♪
さらに、灯油が、全く流れなければ、暖房用のボイラーも着かなくなったのでしょうが、配置的にも、

暖房用ボイラーは床置きで、ポンプも大きい(多分…)ので、強制的に給油できたが、給湯ボイラーは壁掛けなこともあり、灯油が供給されなかった(で、ポンプが空打ちしすぎて、疲れた(?)か、エアーが噛んで止まった)のが原因だったようですね♪
点火エラー なら、真っ先に給油側から疑うべきでしょうが、 「給油したばかり」ということと、「暖房用ボイラー は動いている」ので、 給油 ラインは正常と思い込んでいたのが、一番の原因でした(笑)
とりあえず、よかった~www
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