CNC機器について、ちょっとだけ語るw

旋盤や、フライス盤等、CNC機器の、未経験者や、これから利用、もしくは購入を検討されている方にしか、役に立たない話だと思いますので、経験者や、知識の豊富な方は スルーしてくださいね
まず、CNCとは なんぞや?という話ですが、
CNC (英語: computerized numerical control ( コンピュータライズド・ニューメリカル・コントロール )
和訳では コンピュータ数値制御といって、機械の動作速度や、上下左右の移動距離などを コンピューターが命令を出して、動作させるといったところでしょうか?
みかさベースにある機械でいうと、cnc旋盤、cncフライス盤です。また、厳密に言えば、ジャンルは違いますが、3Dプリンター、レーザー加工機、カッティングマシン、刺繍ミシン等も、「データーを作れば、あとは機械が、その通りにやってくれる」という部分では同じですね。
極端な話、技術がなくても、思い通りのモノができる…と断言したいのですが、やはり、材料や、作る形などにより、ある程度の経験値は必要になりますので、一緒に楽しみましょう!
ここでは 旋盤、フライス盤に共通する、CNC関連の話をいたします。
CNC機械による、制作の流れは
1.作りたいモノを考える
2.CADソフトなどで、図面データーを作る
(使用できる形式は 色々ありますが、みかさベースでは 2D加工は dxf形式、3D加工は stl形式とします)
3.図面データーをCAMソフトに読み込ませ、機械を動かす為のデーター(ngc)を作る
4.上で作ったngcデーターを 機械の制御ソフトに読み込ませる(みかさベースではEMC2を使用)
5.制御ソフトで設定したとおりに、材料や、バイス、エンドミル(刃等)を機械にセットする。
6.機械の状態、位置等を制御ソフトに設定して、スタート。
と、いったところです。
4~6は 機械が無いとできませんが、基本データーは 無料ソフトを使っても出来るので、各自で作られてから、みかさベースに、持ち込まれた方が、時間の節約にも、つながります。
みかさベースの2Fにある、CNC旋盤と、CNCフライス盤は いわゆるミニサイズの卓上機で、職業用の旋盤や、フライス盤と比べれば、サイズも、パワーも、おもちゃ程度と、熟練者は呼ぶでしょうが、ミニチュアや、アクセサリーの制作であれば、使い勝手が良いと思います。
また、パワーが少ないので、1回の切込み量も、極僅かなので、何度も繰り返しての動作になりますが、そこはCNCですので、データーさえ渡せば、あとは 勝手に機械がやってくれます。
時々、油を差すくらいは必要ですが、その間、他の作業や、休憩もできますので、のんびり行きましょう(笑)
具体的なデーターの作り方ですが、旋盤と、フライス盤、そして、造る形によって、異なりますので、下記の内容で、それぞれ別ページに、まとめてみようと思います。
ページが完成次第、リンクを貼っておきますので、興味があれば ご覧ください。
*クリックできない項目は まだ 作っていませんm(_ _)m
旋盤用
・外丸削り(平行切削)
・外丸削り(曲線切削)
・テーパー削り
・穴あけ加工(芯穴加工)
・中ぐり加工(内形切削)
・突っ切り
・ねじ切
フライス盤用
・平面図面(dxf)から切削
・3Dモデル(stl)から切削
«次の記事⇒詐欺メール「auは、現金配ります 全員対象」だって!(笑)
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