立体的なキーホルダーに刻印する治具を作ってみた

こんにちは Rocks Workです。

先日、定期的に、ご注文頂いているお客様より、

「お店のロゴを刻印したキーホルダーを作って欲しい」


というご注文を頂きました。

キーホルダー.自体の形は 前回本ブログでもご紹介した、標準的な形でいいのですが、ロゴ部分を膨らませた、立体的なデザインをご希望だったので、いくつかのサンプルの中から、選んで頂きました。

で、決定したのが、
←のデザインなのですが、この状態からでは刻印が押せません。というか、嫌いなんです。

革を型押しした後、凹凸部の形に合わせた床革を 入れている(いわゆる「アンコ」)ので、単に湿らせて、刻印をプレスすると、全体的に歪んだ状態になってしまうのです。

イメージ的には↓↓↓な感じ(笑)

かえって、分かりづらいか?!(笑)

そこで、ちょっとしたコツがいるのですが、少量ならともかく、今回は40個程のご注文なので、治具を作って、時短とコスト削減を図ります。

治具は金型ならば、余程、大量生産しないと、採算が取れませんが、アクリル板を使うと、手軽に安価で制作できます。

CADソフトで、治具の図面(という程でもないけど…)を描き、DXF形式で保存したものをレーザー彫刻機の制御ソフトに読み込ませます。

話は反れますが、先日、何気にアマゾンで「レーザー彫刻機」で検索してみたところ、安価なのが、結構出ているんんですね。 ただ、2万円位のは カットまでできないみたい…でも、小物にマーキングするくらいなら、手軽でいいかもしれませんが、できれば、

クラスの方が、用途の幅が広がって、価格分は十分に楽しめると思います。

話は戻って、ワークは 5mmのアクリル板にします。
カットしたアクリル板を アクリル接着剤で貼り付けて完成です。
この凹凸部分に、カットした革を挟み込むので、まずは
よく湿らせた革を レーザーでカットします。 内側の点、点…は 縫い穴を開ける為の目印です。 普通は 希望ピッチの菱目を使って
↑のように開けていくのですが、最後の方は アタリを付けて、ピッチを調整しないといけませんが、PCで、間隔を指定してやると、すべて、同間隔で開けられるので、便利です。また、菱目のピッチに頼らず、自由に間隔を決められるので、GOODです。
但し、この方法ですと、菱目は1本目しか使えませんが、キーホルダー位の大きさなら、気になりません。

…また話が、脱線してしまいました。 カットした革を治具に入れて、
ずれないように、しっかりと、締め付けます。 位置合わせの部品を使って、押し出し型をはめ込みます。
プレスで、少しづつ、押しこんでいきます。 慌てると、確実に破れます(笑)
十分に革が伸びたら、一旦、プレスから外して、ひっくり返します。
*依頼者様のロゴを載せる訳にはいかないので、例として、みかさベースのロゴです
この面にも、位置合わせ部品を使って、ロゴの刻印をはめ込みます。 裏面から、凸部分が凹まないように、部品をセットした状態で、上からプレスします。
一定圧のまま固定して、暫し待つと、
イイ感じです。(´c_` )ホー
裏面から見ると、こんな感じ。

凸部分の角が、しっかり出るくらいが、ご希望だったので、少しキツメに、プレスしました。

この部分の形に合わせて、床革を重ね入れてから、裏面の革を貼り付けます。
ヤットコの代わりにもなります(笑)

糊が乾くのを待って、通常の工程どおり、

縫い穴空け

縫い合わせ

コパ面仕上げ

カシメ打ち

で完成です。

さて、納期に間に合うよう、取り掛かります!!

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