真鍮板を切り出して、オリジナルのタグを作ってみた…黒トナーで文字編


今までも、真鍮板に文字入れして、ネームプレートを作る方法
レーザーマーキング編
V溝彫文字編
エッチング編

を色々試していましたが、
今回は コピー機やレーザープリンターで使われる「トナー」で、文字を入れてみるという、しょーもない作戦ですw

簡単にできるかな?と思っていたのですが、3回失敗しました(笑)
なので、「何とか上手くできた方法」のみ、ザぁ~と書きますので、よろしければ、最後まで、お付き合いくださ~い♪




まずは いつも通りw、CNCフライス盤で、真鍮板を切り出します。
横幅は50mmです。




切出したプレートを研磨、脱脂した後、全体をマスキングテープで、覆います♪




レーザー彫刻機で、入れたい文字「MIKASA BASE」の部分のマスキングテープを焼き切ります♪




文字部分が抜けた状態です♪
この上から、スプレー塗料を噴霧しても良さそうですが…




今回は 「トナー」を使います。
コピー機から、少量、拝借しましたwww




▲トナーの扱いには ご注意ください。
火気厳禁です。粉塵爆発の危険があります。




…というのは、スプレー塗料の場合、マスキングテープの上を完全に覆ってしますので、乾燥後は、小さい部分のマスキングが剥がせなくなってしまいます。
とは言え、噴霧後、すぐにスキージなどで拭うと、粘度により、必要以上に、凹んでしまったり…




なので、トナーなら、サラサラの粒なので、マスキングテープを剥がしやすいかな?という思い付きだったのです(笑)

筆で、ポンポン♪
鑑識が指紋採集する要領(?)




文字部分以外の不要なトナーを払いますが、完全にはキレイになりませんw
無理すると、マスキングテープがメクれるので、程々にしときますww




トナーが真鍮板と密着するように、簡易ホットプレート(保温機?)で、底面から温めてみます♪




暫くすると、トナーが溶けて、密度が上がった(?)為か?文字がはっきりと見えてきました♪
マスキングテープの厚みより、僅かに下がっていますね?




更に、トナーを密着させる為に、クッキングシートを被せて、アイロンで、数秒押し付けてみます。




冷めるのを待って、クッキングシートを剥がしてみると、こんな感じです♪




マスキングテープが剥がし易いように、中性洗剤を含んだ水に暫し、漬けて(北海道弁では「うるかす」と言うよ♪)おきます。




マスキングテープを剥がした状態。
細かい部分、Aの中とか、MとIの間とか…
トナーは 結構、ガッツリ貼り付いているけど、あまりグリグリすると、剥がれちゃうので(経験済www)




洗剤を含んだ歯ブラシなどで、優しく、丁寧に取り除きます♪




不要なマスキングが落ち、文字だけになりましたが、このままでは、非常に剥がれ易いので、「透明UVレジンで覆ってしまおう作戦」ww




数分間、UVライト照射!!!




で、完成したのが、こちら♪
端の部分が、黒ずんでいるのは、洗剤の洗い残しですね?(笑)
まぁ~、アンティーク調ということで!www




最後に言うのも何ですが…トナーによる文字入れは トナーの量や、温度、カス取りなどの工程により、大きく出来栄えが変わりますので、あまり、オススメできませんね~(笑)

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